写真用語集

あ行

アイレベル

立ったままカメラを構えた目線の高さのこと。アイレベルで撮影するのが自然な描写になるが、アイレベルではなく、しゃがんで低い位置から撮影したり、手を伸ばして高い位置から撮影したりすると表現の幅が広がる。

アウトフォーカス

ピンぼけ。焦点からはずれていること。

アオリ
レンズ面とフィルム面を動かして、画像のゆがみ、遠近感、ピントなどを変化させる操作。
シフト、ティルト、スウィングなどがある。
キヤノンTS-E24mm、45、90のレンズで、35mmフィルムのアオリが可能。
赤目軽減(あかめけいげん)

フラッシュ撮影の写真で、写っている人の目が赤目になってしまうのを弱めるため、カメラに赤目軽減のモード(目玉のマーク)がある。周囲が暗い場所での撮影で使うと効果がある。本発光の前に予備発光させる仕組み。

赤目現象(あかめげんしょう)

フラッシュとレンズが近すぎるとフラッシュ光が目にあたり、眼球の血管に赤色光が反射し目が赤く写る現象。

明るいレンズ(あかるいれんず)

カメラのレンズには明るさの表示としてFナンバーが有る。F1.7とかF2.8の小さな数字ほど明るいレンズで暗い所や高速シャッターに有利になる。F5.6とかF8の大きい数字ほど暗いレンズとなり暗い所は不利になる。明るいレンズは高性能だが、大きく重く価格も高くなる。

アクセサリーシュー

一眼レフの頭の部分にある、ストロボなどを装着する接点。カメラの上部にあるストロボや外付けファインダーを装着する部分のこと。ほとんどのデジタル一眼レフカメラにはストロボの接点(X接点)が内蔵されており、ホットシューとも呼ばれる。

アクセント

画面の中で線、形、明暗、色彩などの視覚的に強調することを言う。

アクセントライト

効果光。被写体の一部を強調するときに使う。(エフェクトライト)

アスペクト比(あすぺくとひ)

画像の縦横比のこと。デジタル一眼レフカメラの比率は3:2が、コンパクトタイプのデジタルカメラの比率は4:3が一般的。最近のデジタルカメラは、画像比率を3:2、4:3、16:9、1:1などに切り替えが可能な機種も存在する。

頭切れ(あたまぎれ)

コンパクトカメラのように、ファインダーを別に持つカメラで人物や花に近づいて撮影すると、撮影レンズとファインダーのズレが原因で、プリントで頭の部分が切れてしまう等の現象。端を近接補正マークに合わせて撮ればおきない。

圧縮(あっしゅく)

一定の方式を使って画像データなどのファイルサイズを小さくすること。

アップ NEW!

被写体に近づき、大きく写すこと。撮影アクセサリーにはクローズアップレンズ(接写用補助レンズ)があり、号数が上がるほど接写倍率も上がる。花や昆虫の写真などに用いられる。(⇒クローズアップの略)

後ピン(あとぴん)

主被写体よりも後ろの距離にピントがあっている状態。

後幕発光(あとまくはっこう)

後幕シンクロとも。シャッターが閉じる直前にフラッシュが光る発光方式。このため、走っている車のライトの軌跡などを自然に見せることができます。

アングル

撮影するときのカメラの角度のこと。ハイアングルは見下ろして写す角度、ローアングルは見上げて写す角度。

安全光(あんぜんこう)

暗室作業の際使う灯り。セーフライト。未現像のペーパーやフィルムが感光しにくい性質の光。

アンダー

露出不足のこと。被写体自体が明るいときや、逆光などで背景が明るいときに画面が暗くなるが、これをアンダー露出という。意図的にアンダー気味にして、写真の効果を狙う場合もある。

アンブレラ

傘のことだが、業界語としてはストロボのバウンスに使用する傘のこと。内側が反射率の高い白や銀の布地で出来ている。直接当てるより光が柔らかくなる。

一眼レフカメラ(いちがんれふかめら)

撮影レンズから入った像を、ファインダーを通して見られるようにしたカメラ。ボディ内部に反射ミラーを持ち、レンズのとらえた画像そのままをピントグラスに映し、上下左右を正像に直した画面をファインダーから見ることができる。

一脚(いっきゃく)

三脚に対し一本足の形のカメラ支持用具をいう。カメラを静止させることはできないが、スポーツ撮影のように、望遠レンズを付けたカメラを振って被写体の左右の動きを追う場合に便利で、上下動によるカメラブレの心配が少ない。

イメージサークル

レンズは焦点面上に、円形の画像を作るが、円形の周辺部が鮮鋭度や光量など実用上使用できる限界をいう。

色合い(色相)(いろあい)
赤、黄、緑、青、紫のような色味の違いのこと。色の濃さ(彩度)、色の明るさ(明度)とあわせて、色の三属性と言う。
とくに写真においては色合い(色相)を調整することで、肌色の黄色みが増えたり、赤みが増えたりする。
色温度(いろおんど)

光の赤さ青さを色の温度(K、ケルビン)で表示する単位の方式。「しきおんど」とも言う。標準はワシントン正午太陽光の平均5400K、日の出2時間後と日の入2時間前が4800K、撮影用500Wフラッドランプが3200Kなど。高い数字ほど青白く、低いほど赤い。

色再現(いろさいげん)

カラープリントやカラースライドの仕上がりの色が、被写体のもとの色をどう忠実に、美しく再現されているかをいう。色再現の様子は、カラーフィルムそれぞれに違う特長を持っていて、独自の発色を持味にして仕上げられる。

インターネガ

リバーサルフィルムをカラーネガフィルムで複写したもののこと、大伸ばしにするときやダイレクトプリントで硬い感じになるときに、一度ネガフィルムで撮影したものをプリントする方法。インターネガ専用のコントラストの低いカラーネガフィルムが使われるが、これをインターネガティブフイルムという。

インデックスプリント

複数の写真の縮小版を一覧にして確認用に作られたプリントのこと。フィルム同時プリントにサービスで添付されることが多い。

イージーローディング(EL)

フィルム装填が容易にできるように考案した方式。35ミリカメラではオートローディングと呼んでいるが、120や220サイズフィルムでは、新しくスプール軸の内部に引っかけの爪を付けたEL方式が採用されている。

ウエストレベル

立った状態でカメラを胸から腰のあたりで構えたときの位置。

ウエストレベルファインダー

上からのぞき込む方式のファインダー。

雲台(うんだい)

三脚の上に取り付けてカメラの角度を調整する台のこと。上下左右回転など自由に動かせる自由雲台。2方向、3方向をそれぞれ別にうごかせるものなど、種類はさまざま。

エマルジョンナンバー

乳剤番号。製造時に同一の乳剤を使用したフィルム、印画紙には、同じ乳剤番号をメーカーでつける。

黄金分割(おうごんぶんかつ)
ユークリッド幾何学に源を発する、もっとも調和の取れた美しく安定した比率である黄金率で構成された構図。
(黄金率 1:1.618  約3:5 又は 5:8)
大伸ばし(おおのばし)

六切り(8×10)、四切り(10×12)以上の大サイズに引伸ばしすること。Lや2Lサイズの小サイズにはない迫力が生まれる。フォトコンテストでは六切りか四切りの大伸ばしプリントで応募することが一般的。

置きピン(おきぴん)

ピントをある距離にセットしたままで撮ること。被写体の動きや揺れによってピントが安定せず撮りにくい時に使う。AFでいったんピントを合わせてフォーカスロックまたはMFに切替えた状態でシャッターチャンスを待つ。

奥行き(おくゆき)

カメラのアングルや画面構成の工夫で得られる立体感。広角レンズを使用し前景を上手に取り入れることがポイント。

オート感度セット(DX)(おーとかんどせっと)

35ミリフィルムやAPSフィルムがカメラに装填されることで、ISO感度が自動的にセットされる仕組み。カメラがバーコード式の情報コード(DXコード)を認識して自動設定してくれるのでそのつど設定する必要がない。

オートストロボ

自動調光ストロボ。被写体からの反射光を検出して適正露出にあわせて発行をカットできる仕様のストロボ。

オートローディング

カメラのフィルム自動装填の意味。フィルムの先端をカメラに指示された先端マークに合わせてセットし裏ぶたを閉じる方法が一般的。パトローネの出口を水平にセットすること、先端マークを越え深過ぎないようにセットすること。

オーバー

露出過度のこと。フィルムに当たる露光量が多すぎて、被写体の実際の明るさよりも写真画面が白く薄くなってしまうこと。

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